こんにちは。
先回、高収入じゃない人がFIREするには副業が必須、という内容の記事を書きました。
それを受けて、副業についての記事を書こうと思っていたのですが、サイドFIREを目指している理由が思ったよりも長くなったので、今回はその部分だけを記事にすることにしました。
「サイドFIREってなんだろう?」という方や、同じくFIREを目指している方の参考になれば幸いです。
目指すはサイドFIRE
私が目指しているのは、働かずとも生活費を超える収入が生まれたり、一定の資産を切り崩していけば死ぬまでに資産が無くなることがない状態である「FIRE」ではありません。
所謂「サイドFIRE」というもので、資産収入(不労収入)を得つつも、足りない部分は労働収入(働いて得る収入)で賄う状態を目指しています。
サイドFIREであれば、その人の生活水準によっては、FIREと比べ圧倒的に少ない資産と時間で勤めている会社を辞めることができます。
時間の大切さ
日常生活を送っているとつい忘れてしまうのが、「時間は有限である」ということです。
誰しも、文字で見ると客観的に「有限である」とわかるのに、自分のこととなると認識しにくくなってしまうのです。
時間ができたらいつかやろう、お金ができたらいつかやろう、と思っているうちに有限である時間は少しずつ減ってしまい、気づいた時には自分のやりたかったことができなくなってしまう、ということが往々にして起こりえます。
完全なFIREを目指そうとすると、今の私の貯蓄率ではあと15年ほどかかる見込みです。そうなると私は約50歳。
50歳の時点でもう働かなくて良くなることは、世間一般では早い方だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、私がFIREを目指すのは「海外のロングトレイルを歩きたい」という大きな目的があるからです。
何歳になっても歩くことはできるます。
ですが、海外に行く、しかも半年近く歩く旅、となるとかなりの覚悟とエネルギーが必要です。
それにロングトレイルを歩いて得た経験、感覚、思想などを人生に活かしたいとも思っています。
上記のことから私はなるべく早く仕事を辞めて、若いうちにロングトレイルを歩く「時間」を得たいと思っています。
お金の大切さ
時間がそんなに大切だと思うなら、仕事を辞めてさっさとロングトレイルを歩けばいいじゃない、という意見もあると思います。
全くもってその通りですし、そうしている方も世の中にたくさんいらっしゃいます。
そういった方はロングトレイルを歩いて得たものを人生に還元し、自分で事業を立ち上げたり、新たな就職先を見つけたりされていて、心から凄いと思いますし、純粋にかっこいいと思います。
そのように仕事を辞めて、ロングトレイルに挑戦することができないのはひとえに私に勇気がないからです。
「ロングトレイルが終わった後、無職では家族を養っていけない」そんなことが頭をよぎって踏ん切りがつかないのです。
例え勇気を出して、仕事を辞めて海外のロングトレイルに行ったとしてもお金の心配事があると、今の私は心からそのロングトレイルを楽しめないと思います。
- 妻や子ども
- 親
- 友達
- 自分のやりたいこと
どれか一つだけが充実していても人生の幸福は感じにくいと思います。
幸福は色々な要素が絡まりあって、そのバランスの上で成り立っていると私は思うので、自分のやりたいことだけを優先しても、結局自分自身が幸せになれないのです。
そして、色々な要素を充実させるためのベースとして「お金」の存在は、私にとってなくてはならないものです。
サイドFIREは「時間」と「お金」のバランスが良い
「時間」と「お金」は人生の幸福度を上げるうえで私にとってとても大切だということを述べてきました。どちらかをとって、どちらかをおろそかにすることはできません。
2つを大切にしようと思うと、サイドFIREが私にとっては一番しっくりくるので、人生をより良いものにするために本気で目指しています。
- 会社に属さないことで「時間」を得る
- 資産収入と労働収入で「お金」を得る
資産収入を得るために今は給与の6割ほどを投資に回していて、これは淡々と継続していこうと思っています。
あとは会社を辞めるために、副業(労働収入)で本業と同じくらいの金額を稼げるようになるまで頑張るだけです。目標は3年。
まとめ
FIREするには時間がかかりすぎてしまう私のような方には自由を得るための「時間」と「お金」のバランスが良いサイドFIREをおすすめします。
次回は労働収入を得るために私が取り組んでいる副業について書こうと思います。
一緒にFIRE目指して頑張っていきましょう。
では、また。
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